「肌の性質に合った化粧品の使い方」
- 自分の肌を知ろう。
- 化粧品の効果効能と使い方を間違えないように。
- 強い刺激は、ダメ。
- 紫外線は、危険。
- メイクはしっかり落とす。
- 肌を休ませよう。
- 食生活に気を配ろう。
乾燥肌の人に合った化粧品の使い方
乾燥肌の人は、カサカサしやすい、肌が荒れがち、小ジワができやすいといった特徴。
原因は、皮脂分泌の不足、気温の低下、寝不足・疲労、ダイエットや偏食、ほうっておくと、皮膚の入れ代わりが早くなり、水分を保つ細胞間脂質などがつくられなくなり症状が悪化する。肌が乾いたらシワになる一歩手前!
対策:保湿効果のある化粧品やバランスの良い食事を心がけましょう。
- 洗顔
メイクしていない時は、水で洗うだけで十分。メイクされた時はぬるま湯で、クレンジングと洗顔をして下さい。
洗顔後に、保湿系のパック(洗い流すタイプ)週2〜3回ぐらいする。 - 基礎化粧品
夜は、洗顔後に保湿化粧水をつけ、カサカサのところだけにピュアなオイルやクリーム、美容液などの油分を補います。
朝は、洗顔後メイクしないときは、保湿化粧水をつけるだけに。
化粧水は、たっぷり皮膚を広げて、クリームは、すりこむように塗る。 - メイクアップ
保湿クリームを塗り、リキッドまたは固形ファンデーションを。アイメイク、目のまわりは乾燥しやすいのでほどほどに!
メイクの上からも、水分補給をしましょう。 - 注意
紫外線は禁物。肌にダメージを与えないようにやさしく、やさしく。 - 化粧品の選び方
むやみに油分を補わないこと。できるだけ油分を控え目にし、カサカサのところだけ補うようにしましょう。
普通の肌の人に合った化粧品
健康な肌の人、水分と皮脂のバランスがよく、肌のキメが細かいのが特徴。
- 洗顔
よくすすぐこと - 基礎化粧品
夜は、洗顔後に化粧品をつける。乾燥してるところはピュアなオイルやクリームをつける。シミになりやすい。 - メイクアップ
リキッドまたは固形ファンデーションと口紅程度の、肌に負担の少ない化粧を心がければいつまでも健康な肌が保てます。
脂性肌の人に合った化粧品の使い方
脂性肌の人は、化粧崩れが起きやすい、ニキビができやすい、鼻のところがテカテカする、といった特徴。
原因は、遺伝の影響、厚くなった角質層、過剰な皮脂、生活リズムの乱れ、脂肪分の多い食事、ゴシゴシ洗顔、気温の上昇、ストレス・睡眠。ほうっておくと、ニキビはどんどん悪化します。あぶら肌の人は、皮膚についた油が空気に触れて酸化し、顔が黒く沈んで見える。酸化した顔の油は、肌の肌の表面や深部にも大きなダメージを与えます。シワ、シミ、クスミなど老化の原因になる。
対策:毛穴に詰まった汚れを取り除く。化粧品による保湿ケアをこまめに行う。
- 洗顔
念入りに一日2〜3回洗う。薬を塗る。 - 基礎化粧品
夜は、洗顔後に保湿化粧水をつける。朝は、収れん化粧水をつける。 - メイクアップ
ニキビがひどい状態の時は、メイクはしないほうが良い。する時は、固形のファンデーションと口紅だけに。厚化粧はしないように。 - 注意
パック、クリームや美容液、乳液など油分の多い化粧品はダメ。スクラブ洗顔などの刺激も避けましょう。
紫外線は、毛穴をつまらせたり、、ニキビ跡がシミになりやすい。 - ニキビ跡
洗顔時のゴシゴシ洗い、紫外線直に受ける、パックのやりすぎ、長時間メイクは、ニキビ跡を大きくしてしまう。
ビタミンCをたくさん摂取する。規則正しい生活を心がける。レチノール化粧品や、保湿化粧水、ビタミンC入りホワイトニング化粧品を惜しまず使う。
週に2〜3回美白パックをする。 - シミ、クスミ
紫外線の影響、過酸化脂質、不規則な生活、ホルモンの乱れ、血行不良(新陳代謝)、古い角質、水分不足が原因です。
半身浴で血行を促進し、肌に水分を補給する。紫外線を受けない。ビタミンCを摂取する。汗をこまめにふきとる。美白化粧品を使う。美肌は寝ている間に作られる。スキンケアをして10時までに寝る。
乾燥肌と脂性肌の混合の人に合った化粧品の使い方
顔の中でも油っぽくなる部分と乾燥しやすい部分が混在する肌。主にTゾーンがべたつき、目や口元が乾燥しやすいのが特徴。
- 注意
ニキビやテカテカしている所を念入りに洗顔したうえで、部分的に化粧品やケアの方法を選んでいく必要があります。
敏感肌の人に合った化粧品の使い方
敏感肌の人は、刺激に弱く、かぶれや湿疹を起こしやすいのが特徴。原因は肌の老化現象で、皮膚や汗の分泌が減り、肌が十分に水分を保てなくなった。
対策:入浴中の保湿(38℃ぐらい)、お風呂上がりの化粧水、石鹸を選ぶ、冷えを防ぐ、悪化すると治りにくい。
- 洗顔
刺激の少ない石鹸で洗顔し、油分や保湿剤が入っている洗顔は使わない。 - 基礎化粧品
夜は化粧水をつけ、かさかさしてるところだけピュアなオイルを補います。
朝は洗顔後に化粧水をつけ肌がつっぱるようであればそのたびに化粧水を補ってください。 - メイクアップ
固形ファンデーションと口紅ぐらいで、自分に合ったかぶれないものを使用しましょう。
どんな化粧品を選べばいいの?
- 化粧品と肌の相性をチェック(自分の肌に合うか)
- パッチテスト(化粧品を皮膚に塗って異常がないか)
- 塗った感じを確かめる(つけてみて感触を確かめる)
- 上手に化粧品を選びましょう(新しいものを選ぶ)
- 化粧品は早く使いきる(一度開けてしまうと変質しやすい)
- 日にあたる場所は避ける(日差しの強い場所に置くと変質しやすい)
- フタをしっかり閉める(汚れが入る)
- 容器に直接指を入れない(雑菌が入り変質しやすい)
化粧品を変えるタイミング
・肌が赤くカサつく、ほてった感じで熱っぽい、かゆみがある。
・肌の表面のザラつきやブツブツ、目もと口元がシワっぽい。
・なんとなく不自然だ、違和感がある。
スキンケアアドバイス
- 朝晩2回の洗顔が基本。
- 顔は手で洗うのが一番。ブラシなどでこすりすぎると、肌荒れやシミの原因になる。
- おすすめは石鹸系。スクラブは日本人には適しません。
- メイクの後は、必ずクレンジングとダブル洗顔をしてください。
- ふきとりタイプのクレンジングは肌を傷めやすいので、洗い流すタイプの方が良い。
- メイクは、オイルクレンジングの方が落としやすいが、油分が残りやすいので注意する。
- はがすタイプのパックは、角質を傷めやすいので洗い流すタイプの方が良い。
- マッサージのしすぎは、肌への刺激になるのでほどほどに。
- ナイロンタオルやブラシなどでゴシゴシこすって洗うと、シミになりやすい。
- 曇りの日でも、紫外線は浴びるので日焼け止めは忘れないように。
- 普段飲んでいる薬などでも、シミやシワ、ニキビなどになる事もある。
- 自分の肌に合った化粧品を使う。
- 化粧品の使用方法や順番を間違えないように。
- 化粧品かぶれを繰り返す人は、アトピーを疑って皮膚科に行きましょう。
日常のスキンケアの仕方
- クレンジング
まずポイントメイクをていねいに落とす。たっぷりのクレンジング剤を手のひらにとり、温めてやさしくなじませてゆく。時間のかけすぎに注意。
せっかくの浮き出た汚れを中にすりこんでしまうため。
汚れが浮き出たら、ぬるま湯で洗い流す。 - 洗顔
朝晩の洗顔がすべての基本、きちんとできれば美肌に近づく。
まず、自分の手を洗う。ぬるま湯で大まかな汚れを落とす。
手のひらで洗顔料をたっぷりと泡立て、泡をころがすようにやさしく洗う。
ていねいにぬるま湯ですすぐ。すすぎ残しは、シワになりやすい。
洗い終わったら、やわらかいタオルでやさしく押さえるようにふき取る。 - 化粧水
洗顔後の肌には化粧水でたっぷりの水分補給。怠るとシワなりやすい。
コットンに、ひたひたに含ませ、パタパタと軽くたたくようにすると、毛穴が引き締まる。首まで塗る。 - 美容液
保湿、美白、細胞賦活などの多くの作用をもつ。
少量でも伸びがよいので2〜3滴をマッサージするように伸ばす。
乾燥してる時は、3〜4滴に増やす。 - クリーム
目もとや乾燥しやすい場所につける。
容器に直接指を入れないように。
スペシャルケア
- マッサージ
皮膚の血行を促進させ、肌のツヤをよくして栄養を届けやすくします。
乾燥肌やくすみがちな方は、毎日の習慣にすればかさかさのない、みずみずしい肌がよみがえってきます。
油分の多すぎるクリームはさけましょう。
やさしくマッサージし、方向を間違えないように。 - パック
角質を取り過ぎない洗い流すタイプが良い。
保湿効果をポイントに選びましょう。
お風呂上りの毛穴が開いている状態が良い。毛穴の奥に詰まった汚れや皮脂が浮き出てきれいに取り除けます。
終了後は、化粧水をたっぷりと塗って、開いた毛穴に雑菌が入らないように引き締めてあげることも忘れずに!
「敏感肌だから」「自然化粧品だから」肌にやさしいとは思い込まない。
イコール誰にでも安全というのはちょっと違います。人によってはアレルギーの原因となる成分が入っていることもあります。一般にアレルギーを起こしやすい成分をいれなかったり、極端に少なく作っている為、化粧品としての効果が低くなることも考えられます。
「医薬部外品」なら化粧品より効果はあるとは限らない。
「薬」という字はついていますが、薬ではないので過信せずに使用しましょう。
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